漏洩ウォッチ


公式発表の確認日 2026年10月18日

株式会社アドベンチャー · 初公表 2026年10月8日

skyticketの第2報
カード情報の訂正と利用者の確認手順

メール封筒と確認チェックを描いたイメージイラスト
イメージイラスト。実際の通知やサービス画面を示すものではありません。

10月16日の第2報で、過去の「skyticketプレミアム」の会費支払いログから、カード情報の流出が確認されたと訂正されました。対象の期間、最大6,140名という数値、暗号化に関する説明を分け、利用明細とパスワードの確認へ進む順序を整理します。

第2報の状況
カード情報等の流出を確認
カード情報の対象
最大6,140名
過去のプレミアム会費支払い
事故の初公表日
2026年10月8日
今回確認した続報
2026年10月16日・第2報

「カード番号は含まれない」という説明が訂正された

アドベンチャーは、第1報ではカード番号を対象外と説明していました。第2報では、2018年6月以前に保存していた情報を削除して決済方式を移行した際、プレミアム会費の支払いログがサーバーに残っていたと説明しています。そのログが、2026年10月3日の不正アクセスで取得されたことを確認したとしています。出典:アドベンチャーの10月16日第2報

第2報で追加・訂正された対象と確認状況
区分公表された内容読み方
カード情報2017年2月〜2018年6月に、プレミアム会費の支払いのためカードを登録または利用した方。最大6,140名。番号・名義・有効期限。一部は番号のみ。セキュリティコードは対象に含まれません。
暗号化の説明カード情報は暗号化されていた一方、暗号化に用いる情報も取得され、読み取られるおそれがあると説明。暗号化されていることだけで安全とは判断せず、全件が解読されたとも断定しません。
ベネフィット・ステーションプレミアムの会員特典を利用するための会員ID・氏名・パスワードも流出。こちらも暗号化に用いる情報が取得されたと説明。対象人数は公表されておらず、カード情報の最大6,140名をこの対象へ転用しません。

同社は、カード情報を保管しない方式に移行した2018年7月以降の支払い・登録に関するカード情報は流出していないと説明しています。一方、2018年6月以前のプレミアム会費以外の支払いについて、カード情報が残っていないかは調査中です。この二つを分けて読みます。

第2報ではログの隔離作業を進めていると説明しており、連絡先を確認できる対象者には準備が整い次第、順次メールで連絡するとしています。隔離や個別通知がすべて完了したとは記していません。

約1,464万件と最大6,140名は足し合わせない

10月9日の説明には、サーバーへの不正アクセス、業務管理システム、バス予約情報という異なる対象があります。以下は、そのうちサーバーへの不正アクセスの登録情報と、第2報のカード情報を読むための整理です。すべての経路の数値を合計する表ではありません。

数値・単位・内数の区別
公表値数えた対象扱い
約1,464万件登録・入力された顧客情報10月9日の公表値。重複のない実人数には置き換えません。
約413万件上のうちログインパスワードを含む情報内数のため、約1,464万件へ加算しません。こちらはハッシュ化されたパスワードです。
最大6,140名第2報のカード情報の対象者最大値。登録情報との重複関係が公表されていないため、件数との合算や新たな事故としての加算をしません。

出典:10月9日の説明、10月16日の第2報。約413万件のハッシュ化されたログインパスワードと、第2報の暗号化された情報は区別します。

初公表・詳報・訂正・記事公開を分ける

  1. 第2報が示すサーバーへの不正アクセスの期間。支払いログの取得を確認した日は10月3日です。他の経路も同じ発生期間だったとは説明していません。

  2. 同社が送った通知メールについて案内し、公式サイト・アプリでのパスワード変更を求めました。出典:10月8日の案内

  3. 複数の不正アクセス、対象情報と件数を公表。カード情報を含まないという当時の説明は、第2報で訂正されています。

  4. 過去の会費支払いログと会員特典の情報の流出、対象者への対応を追加公表。

  5. 漏洩ウォッチの解説公開日です。既存掲載事例の初公表日は10月8日のままです。

利用明細・パスワード・通知を順に確認する

公式発表が案内する対応

  1. 対象の期間に使ったカードの明細を確認する。第2報は、対象となるプレミアム利用者に2026年10月以降の利用明細の確認を求めています。更新後も番号が変わらない場合があるため、更新済みでも確認します。少額でも心当たりのない請求や再発行の相談は、カード裏面にあるカード会社の窓口へ。
  2. パスワードの対象サービスを分ける。10月9日の説明はskyticket会員に変更を求めています。第2報は、ベネフィット・ステーションを現在も使う方にも変更を求め、具体的な手順は改めて案内するとしています。同じパスワードを使う他サービスも変更するよう求めています。提供元の最新手順を確認してください。
  3. カード情報やパスワードを通知への返信で送らない。同社はメール・SMS・電話でこれらを尋ねず、メール内リンクからカード情報を入力させることもないとしています。送信元の表示だけで正規の連絡とは判断しません。

連絡先を確認できない対象者には公表で案内を代えるとしています。通知が届いていないことだけでは対象外と決められません。また、対象かどうかの個別の問い合わせには回答できないとしています。質問・相談の窓口と現在の受付時間は第2報の「お問い合わせ窓口」で確認してください。

漏洩ウォッチによる一般的な確認手順

以下は一般的な備えです。本件で新しい不正利用や被害が確認されたという説明ではありません。

IPAも、不意に届くリンクを安易に開かず、普段のブックマークや正規アプリを使う対策を案内しています。出典:IPA「URLリンクへのアクセスに注意」

出典と関連する確認手順

2026年10月18日に公式発表を全文確認し、独自に要約しました。個別の対象や最新の手続きは、提供元の案内を確認してください。